アロマオイル使用時の注意点について

カモミールはアオリンゴのような甘い香りでアロマオイルの原料に使われます。小さな子供の夜泣きや寝ぐずりに効果的ですし、大人でも気分よく感じられるよい香りですので、気分障害による頭痛を和らげます。多年草で生命力が強く、花だけではなく区葉や茎からもよい香りがします。本種のオイルは高濃度であるため、使用には一定の注意が必要です。

カモミールには非常に有効な鎮静作用があります。気分の激しい落ち込みなどに効果があります。これは中枢神経を鎮静し外界からの刺激を一時的に断つからです。そこから感覚を麻痺させて気分の調整に作用します。ストレスの他に頭痛や腹痛・摂食障害にも効果があります。

身体の痛み全般に効くとされているので、どこか痛みを生じた時には試すといいでしょう。消化器系への働きにも優れ、下痢や嘔吐との症状に効果的です。さらに抗アレルギー作用もあるのでアレルギー性鼻炎や花粉書の緩和にも役立ちます。

抗アレルギー作用は肌にも影響します。アトピー性皮膚炎やじんましんのかゆみ抑制に効きます。また肌細胞の代謝促進効果も期待できますので、シミやそばかすなどメラニン除去にも効果を発揮します。

ラベルには次のような記載があるはずです。品種はキク科の多年草、抽出方法は花を水蒸気蒸留法で行う、産地はドイツ・フランス・モロッコ・ミナミアフリカ・イギリスなど、薬理作用はエモリエント・強肝・強壮・解熱・健胃・抗アレルギー・抗うつ・抗炎症など、成分はアンゲリカ酸エステル類とカマズレンなど。

使用上注意が必要なのは、妊娠初期の使用、向精神薬・鎮静剤・睡眠剤との併用です。後者は中枢神経への鎮静作用が向上しすぎる恐れがあるからです。”